紺碧の空の続き

漫画やゲームや中国ドラマや音楽等々、自由に書き散らかしたブログです。

脳内テーマソング

カウントダウンTVとか、Mステとかの歌番組で、よくある質問。

「●●のときに聞く歌は?」


私にもあるので、備忘録としてブログに書いてみる。

というか、実際に音を流して聴くのではなく、脳内で流れるイメージソングみたいなやつだ。



☆焦っているときに脳内で流れる曲・その1
「ギリギリChop」B'z

ギリギリChop

ギリギリChop



昔、B'zファンではあったが、正直この曲のタイトルを口に出すのは恥ずかしい。
友人や仕事仲間とのカラオケで歌うには勇気がいる選曲だ。
そういや、名探偵コナンのオープニングやったね…。

サビが妙にインパクトがある。焦ってるときに、突如この曲が脳内に流れてくると、顔がニヤついてしまい、ただの不審人物になってしまう。注意。


☆焦っているときに脳内で流れる曲・その2
「Real Face」KAT-TUN

Real Face (通常盤)

Real Face (通常盤)



ギリギリ繋がり&TAK繋がり。
(ギリギリって言いたいだけやろ!という突っ込みは甘んじて受けます。)

言わずとしれた、KAT-TUNのデビュー曲。
私の薄っぺらのペラペラな知識だと、ジャニーズのグループのデビュー時の曲と衣装って、そこはかとなく昭和感があるダサいもの、という認識があったけれども、KAT-TUNは違った。

なんか、不良っぽくて、格好良かった。
衣装も曲も何もかもが、従来のジャニーズとは違っていた。

あのデビュー曲をキラキラのオーラで歌っていたメンバー達。
まさか、今、こんな状況になっているとは…。



☆もうアカンな、というときに脳内で流れる曲・その1
「さよなら」オフコース

さよなら

さよなら


※脳内できちんと、小田和正氏の高音ボイスで再生されます。


サビの部分を文字にすると、淀川長治(映画評論家)になってしまうけど、まあとにかく、(もうアカン)て時に、最初から最後まで脳内に流れてしまう曲。



☆もうアカンな、というときに脳内で流れる曲・その2
「DESTINY 」松任谷由実

DESTINY

DESTINY



元カレとの再会のときに、よりによって、油断して安物サンダルを履いて手抜きをしてもた、もうヨリを戻すのは不可能や…という曲。
この悲惨な状況を描いた曲が、(もう駄目や…)という己の心境に重なる。


他にも色々な状況に合わせて、ドラマのごとく、脳内で曲が流れていることはある。


また、思い出したときにブログに書こう。

インターネットという宇宙に漂う、あれ。

十数年前、実家にパソコンが導入され、インターネットに繋がる環境を得たことによって、私の世界は大きく変わった。

同好の士をインターネットで見つけることが容易になったし、また、自分の趣味嗜好を匿名で開示することが可能になったからだ。

そう、私は自分だけのホームページを作っていたのだ。

訪問者数を示すカウンター、切り番制度、自作アイコンを使った掲示板に、自作イラストの展示(!)に、好きな漫画の紹介ページに、隠しページ

ジオシティーズ(!)を使って、とりあえず、当時流行っていたやつを「どやさどやさ」と言わんばかりにギュウギュウに詰め込んだホームページだった。

ホームページを始めた頃は全く訪問者が来ず、自分自身がカウンターをカラカラ回すだけだったが、いつの頃からか、訪問者が増え、ゆるーく交流をするようになり、ネット上だけの友人も出来るようになった。
(あの頃お友達になったKさん、どうしてるかな)


掲示板にいきなり、初書き込みの挨拶もせず「●●の漫画の▲▲というキャラのイラスト描いて」とかリクエストしてくる図々しい輩もいたが(スルーして塩対応をしたら、その後も粘着してきて鬱陶しかった)、概ね、良い人達ばかりだった。


そのうち、私は調子にのって、ロリポップという有料サーバーにサイト移転をした。
(ロリポおじさん元気かな)

メインサイト(=①)は、漫画よろず紹介サイトだったが、それとは別に、当時ハマっていた乙女ゲームのファンサイト(=②)も立ち上げて、同盟リングに参加したり、お絵描きチャットを楽しんだりしていた。

そして。
別の無料サーバーを使って、当時流行っていた某少女漫画のヒーローをイジりまくった同盟のホームページ(=③)も立ち上げたのだ。
ご丁寧に同盟バナーも作って、リンクフリーにしていた。



あれから十年以上の月日が経った。



色々あって、インターネットに触れる機会が少なくなり、サーバーに入金することも失念していたので、有料サーバーで運営していた私の2つのサイト(①と②)は、いつのまにか閉鎖されていた。

だが、無料サーバーで作った某同盟(=③)は、まだ、このインターネットという宇宙のなかで漂っているはずだ。

どこに行ったんやろ…。


某少女漫画のファンに絡まれないよう、検索避けとして、テキストを打ち込まずに、全文テキストの画像を貼り付けしていたものだから、検索しても出てこない。

うっすらとした記憶では、若さに任せて、相当痛い文章を書いていたような気がする…。

ほんまに黒歴史

ほんまに削除したい…



こういう、宇宙に漂うゴミのようなサイトって、たくさんあるのかなあ。


とつらつらと考えながら、ポップコーン食べてた。

乙女ゲームにおける、私の推しキャラの傾向と変遷②

(①の続き)

アンジェリーク」「ときメモGS」の後も、色んな乙女ゲームをプレイした。

「アルバレアの乙女」、「学園祭の王子様」、「遥かなる時空の中で」、「アムネシア」、「幕末恋華新撰組」、「バックラッシュ」、「魔法使いとご主人様」、「うたの☆プリンスさま」「猛獣使いと王子様」…その他にもたくさん。


そして私は知った。体感した。
「箱推し」(作品全体を愛する)というものを。



今は亡きクインロゼ製作の「アラビアンズ・ロスト」。

アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~

アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~

攻略対象が全員悪人という、王道の乙女ゲームの設定からは外れた、毛色の変わった作品だ。

オープニング~初盤にかけて、かなり説明は長く、戦闘が面倒だったりと、まあ、色々とクセが強い作品ではあるものの、一旦物語に入り込むと、かなり面白い!ハマる!
んで、攻略対象全員がいとおしい!なんやこれ!
悪人なんだけど、それぞれ人間くさくて、ちょっとした言動に可愛さがある!

例えば、無敵のギャンブラーの金髪青年・ロベルト。
意外にも恋愛小説好きだったり、好きな子に対しては恋愛偏差値低かったり、モジモジしてたりするのが最&高。

あと、恋愛エンディングも何パターンかあって、逃げたヒロインを追っかけてきたり、執着心を露にするところが堪らない。
愛の告白受けて、OKして、ふたり幸せに暮らしました…という予定調和な恋愛エンディングだけではないところが魅力的。

このゲームをプレイした当初は、
(私好みの、堅物かチャラ男系キャラはいないのかな…)
と探り探りだったが、まさかの攻略対象全員、いやヒロインも含めてまるっと好きになるとは!
箱推しを実感した初めてのゲームと言える。。




そして、「プリンセス・アーサー」。

アーサー王伝説をモチーフに、乙女ゲームへと大胆アレンジしているゲーム。
ゲームを起動してオープニングを初めて見たとき、まるで、映画の予告映像を見ているかのようなドラマチック具合に感動。
音楽と歌詞と映像がピッタリ合っていて、もう何回もリピート視聴しまくり。
もう、オープニングから引き込まれるし、面白いの確定やん!

ただ、攻略対象の外見やキャラ紹介をパッと見したときに、明らかに、明るいワンコなランディ系統と思われるキャラ(=ガウェイン)や、髭男(=トリスタン)に対しては
(このキャラは無いな…)
と思っていた。←失礼

だが、違った。

なんやこれ…

なんや…これ…。


も…

も…


萌えーーーーーー!!!!(絶叫)


てか、攻略対象全員、萌えーーーーーー!!!



ガウェインもトリスタンも、恋心が降り積もっていくエピソードのひとつひとつが、もう…!


床に何回転がればええんや!っちゅうくらい、萌えエピソードてんこもり!
攻略対象それぞれ、あー、もう…!!( =^ω^)てなる。

これが箱推しか…。

少年キャラは好みではなかった筈なのに。

ガラハッドも可愛カッコいい。
マーリンへたれ可愛い。

最後のおまけの短い小説まで萌えがちりばめられえいる…!!

あー、楽しい。萌える。

心からそう思えるゲーム。


そんな素敵な作品なのに、何故、Vita移植しなかったんだろう…。何故だ…。何故なんだ…。
PSPのシャーシャー音がしない、綺麗な画質でプレイしたいよー。

オトメイト様、頼みます…い、移植…移植please…!!



話が逸れてしまった。

とにもかくにも、基本的な推しの好みの傾向はあれども、作品にそれを上回るパワー?磁力?みたいなものがあれば、攻略対象全員を愛でることが出来る…ということを身をもって体感した。


そして、「戦場の円舞曲」。

魔剣を手にした少女が軍事学校に身を置き、仲間達と過ごすなかで自分の居場所を見つけていく、魔法と恋がきらめく西洋ファンタジー乙女ゲームだ。

攻略対象のなかに、ニケという少年がいるのだが、

(少年キャラかあ…興味ないなあ)

第一印象は、少女と見紛うような、気弱そうな非力そうな儚げな美少年といった感じで、個人的には「恋愛対象外」だった。

だが、ゲームを進めると、まさかまさかの展開に、一気に印象がひっくりかえる。
ガラハッドの時と同じ!!

な、何これ…

あかん、止まらない、


この、胸の、高鳴り…!(トゥンク)



あかん。


おちた。(ストン)



あの圧倒的な萌えは「いつもの好みのタイプ」を遥かに凌駕するのだ…!





にしても。
乙女ゲームを愛するものとしては、乙女ゲームを製作する会社が少ないのは非常ーに寂しい。。
てか、Vita生産終了て。2年前に2代目を買ったばかりなんですけど?


Switch、欲しいなあ…。


※追記(2019/6/2)
文中で 、倒産したクインロゼの作品「アラビアンズ・ロスト」について触れたけれども、なななんと、オトメイトの元で、クインロゼがrebornするらしい!!!
アリスシリーズの続編を出すとか!!
ほんまかいな!!!
あのクセの強さはそのままなのか、オトメイトの検閲(笑)を受けるのか…?!
オープニングムービー、いつもダサかったけど、オトメイトの手を入れられて、洗練されるのか?
あの字体のクセも無くなるのか?
色々気になる…!

乙女ゲームにおける、私の推しキャラの傾向と変遷①

私は乙女ゲームが好きだ。
プレイステーションプレイステーション2→ゲームボーイアドバンス→ニンテンドウDS→PSP→Vitaと、ゲームのハードを次々と買い替えるたびに、乙女ゲームを次々と買ってきた。


随分前に発売されたものだが、「アンジェリーク」という乙女ゲームをご存知だろうか。

KOEI The Best アンジェリークSpecial2

KOEI The Best アンジェリークSpecial2

西洋ファンタジーっぽい世界観のなかで、ヒロインは女王候補となり、守護聖様と呼ばれる殿方と愛を育み、惑星の育成そっちのけで、最終目的(湖のほとりで愛を告白されること)を目指す。

美麗な絵柄に甘い台詞。
魅力的なストーリー。
その昔、私はすっかりアンジェリークの虜になった。
こんな面白いゲームがあるとは…。

色んな攻略対象がいたが、私のお気に入りは二人いた。

光の守護聖・ジュリアス様。
炎の守護聖・オスカー様。

ジュリアス様は真面目で堅物で自分にも他人にも厳しいが、一旦心を許すと、目元が優しくなり、まっすぐに愛を囁いてくれる。

オスカー様はプレイボーイでチャラチャラしてるように見えるが、仕事には真面目で、実は結構手厳しい。でも本当に好きになった相手には一途。

そんな二人は最初は手強いが、中盤~終盤にかけてヒロインとの仲が進展すると、一気にデレに突入する。
このカタルシスたるや。
たまらん。
たまらんち会長。

アンジェリーク」は、色々続編が発売され、攻略対象も次々と増員されていったが、私の光推し、炎推しは変わらなかった。
初回はジュリアス様、二周目はオスカー様を攻略する、というスタイルを崩すことはなかったのだ。
(好きなものは最初に食べる派)



そして、乙女ゲームの名作「ときめきメモリアルGirl's Side」。

ときめきメモリアル Girl's Side (コナミ殿堂セレクション)

ときめきメモリアル Girl's Side (コナミ殿堂セレクション)

日本の学園物で、高校生活3年間を攻略対象と過ごし、卒業式の後に、高校の教会で愛を告白されるのを最終目的とする乙女ゲームだ。


私の推しは、氷室先生だった。
真面目な堅物で、動揺すると声がひっくり返る特徴を持つ、眼鏡キャラだ。
大人なはずの先生の、あたふたした時の赤面した表情がなんとも言えず可愛いかった。

次点は、姫条まどか。
チャラ男だが、夢に向かって頑張る関西人。
これまた、心を開いたときの反応が可愛いすぎた。


正直に言って、「アンジェリーク」の時の好みのタイプと同じだったりする。
堅物系 or チャラ男系。

そして、全く興味を抱かなかったタイプも同じだった。
アンジェリークで例えるならば、風の守護聖・ランディのような。
ときメモGSで例えるならば、クラスメイトの鈴鹿のような。
そういった、明るく元気なワンコ系にはあまり心を動かされなかった。

私はこの先、色んな乙女ゲームをすることになっても、この好みは変わらないんだろうなと思っていた。

思って「いた」のだ。
つまり、変わったのだ、好みのタイプが。

(②に続く)

懐かしの少女漫画の二番手キャラについて語る

昔々にホームページを作っていた。
(しかもジオシティーズで)
カウンターとかつけちゃって、切り番制度とかしてみたり、掲示板とか、お絵描きチャットとか設置してみたり、自作イラスト置いてみたり、同盟に参加してみたり、隠しページを作ってみたりと、色々楽しんでいたものの、なんやかんやでフワッと閉鎖。

あれから何年経ったのやら…。
久しぶりにブログというものを自由に書いてみようと思い立った。

てことで、ブログ初日に取り上げるのは、「懐かしの少女漫画の二番手キャラについて」にしてみた。


「りぼん」とか「なかよし」全盛期の頃。
(私はりぼん派)(聞いてない)
友人達はメインヒーローに夢中になっていたが、私は少数派(=二番手推し)だった。

例えば。

ときめきトゥナイト」(池野恋)

ときめきトゥナイト 1 (集英社文庫(コミック版))

ときめきトゥナイト 1 (集英社文庫(コミック版))

→カルロ様。

紳士的でスマートな身のこなし。
女心をくすぐる情熱的な口説き
蘭世の為に日本語をマスターする一途さ。
あんなんされたらイチコロなるやん?!
いやはや私ならカルロ様一択。


星の瞳のシルエット」(柊あおい)

星の瞳のシルエット 1 (集英社文庫(コミック版))

星の瞳のシルエット 1 (集英社文庫(コミック版))

→日野君。
(もはや二番手ですらない)
(司もいいが、最終巻でのスネ夫みたいな司が衝撃的すぎて)

鬼畜な悪女・真理子にデートをブッチされて数時間も待ちぼうけを食らわされたにも関わらず、あの対応。
仏か…?あんた、仏か…?
(日野君て、お日様みたい…)という真理子の心の声にキレて、真理子を高速往復ビンタ&回し蹴りしたくなったのは私だけじゃないよね…?


「アップルどりいむ」(あさぎり夕)

アップルどりいむ(1)

アップルどりいむ(1)

→由紀ちゃん

美形なシスコンお兄ちゃんと見せかけて実は血が繋がってないとか。
裏番長だったりとか。
てんこもりに美味しい設定持ってるのに、当て馬なのが辛い。辛すぎる。


ハンサムな彼女」(吉住渉)

ハンサムな彼女 1 (集英社文庫(コミック版))

ハンサムな彼女 1 (集英社文庫(コミック版))

→可児くん

初登場のときから、明らかに当て馬臭をプンプンさせてたけど、私は可児くんのほうが良かった。
彼の関西弁と明るさに癒されたわー。


当時の少女漫画の一番手(ヒロインの相手)って、口下手だったり、ツンデレだったりが多くて、それが私の好みには合わなかったんだろうなあ。
一番手がそういう性格だと、必然的に二番手は正反対の性格のキャラになるわけで、そっちに心奪われるという…。
なので、ヒロインの気持ちになかなか寄り添えない(笑)
いやいや、二番手のキャラのほうがええやん!ってね。

久しぶりに上記の作品を読みかえす機会があったけど、やっぱりというかなんというか、好みは二番手だった…。


カルロ様最高。鷹男最高。