乙女ゲームにおける、私の推しキャラの傾向と変遷②
(①の続き)
「アンジェリーク」「ときメモGS」の後も、色んな乙女ゲームをプレイした。
「アルバレアの乙女」、「学園祭の王子様」、「遥かなる時空の中で」、「アムネシア」、「幕末恋華新撰組」、「バックラッシュ」、「魔法使いとご主人様」、「うたの☆プリンスさま」「猛獣使いと王子様」…その他にもたくさん。
そして私は知った。体感した。
「箱推し」(作品全体を愛する)というものを。
今は亡きクインロゼ製作の「アラビアンズ・ロスト」。
アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~
- 出版社/メーカー: プロトタイプ
- 発売日: 2007/10/11
- メディア: Video Game
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攻略対象が全員悪人という、王道の乙女ゲームの設定からは外れた、毛色の変わった作品だ。
オープニング~初盤にかけて、かなり説明は長く、戦闘が面倒だったりと、まあ、色々とクセが強い作品ではあるものの、一旦物語に入り込むと、かなり面白い!ハマる!
んで、攻略対象全員がいとおしい!なんやこれ!
悪人なんだけど、それぞれ人間くさくて、ちょっとした言動に可愛さがある!
例えば、無敵のギャンブラーの金髪青年・ロベルト。
意外にも恋愛小説好きだったり、好きな子に対しては恋愛偏差値低かったり、モジモジしてたりするのが最&高。
あと、恋愛エンディングも何パターンかあって、逃げたヒロインを追っかけてきたり、執着心を露にするところが堪らない。
愛の告白受けて、OKして、ふたり幸せに暮らしました…という予定調和な恋愛エンディングだけではないところが魅力的。
このゲームをプレイした当初は、
(私好みの、堅物かチャラ男系キャラはいないのかな…)
と探り探りだったが、まさかの攻略対象全員、いやヒロインも含めてまるっと好きになるとは!
箱推しを実感した初めてのゲームと言える。。
そして、「プリンセス・アーサー」。
Princess Arthur (プリンセス・アーサー) (通常版) - PSP
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2013/03/28
- メディア: Video Game
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アーサー王伝説をモチーフに、乙女ゲームへと大胆アレンジしているゲーム。
ゲームを起動してオープニングを初めて見たとき、まるで、映画の予告映像を見ているかのようなドラマチック具合に感動。
音楽と歌詞と映像がピッタリ合っていて、もう何回もリピート視聴しまくり。
もう、オープニングから引き込まれるし、面白いの確定やん!
ただ、攻略対象の外見やキャラ紹介をパッと見したときに、明らかに、明るいワンコなランディ系統と思われるキャラ(=ガウェイン)や、髭男(=トリスタン)に対しては
(このキャラは無いな…)
と思っていた。←失礼
だが、違った。
なんやこれ…
なんや…これ…。
も…
も…
萌えーーーーーー!!!!(絶叫)
てか、攻略対象全員、萌えーーーーーー!!!
ガウェインもトリスタンも、恋心が降り積もっていくエピソードのひとつひとつが、もう…!
床に何回転がればええんや!っちゅうくらい、萌えエピソードてんこもり!
攻略対象それぞれ、あー、もう…!!( =^ω^)てなる。
これが箱推しか…。
少年キャラは好みではなかった筈なのに。
ガラハッドも可愛カッコいい。
マーリンへたれ可愛い。
最後のおまけの短い小説まで萌えがちりばめられえいる…!!
あー、楽しい。萌える。
心からそう思えるゲーム。
そんな素敵な作品なのに、何故、Vita移植しなかったんだろう…。何故だ…。何故なんだ…。
PSPのシャーシャー音がしない、綺麗な画質でプレイしたいよー。
オトメイト様、頼みます…い、移植…移植please…!!
話が逸れてしまった。
とにもかくにも、基本的な推しの好みの傾向はあれども、作品にそれを上回るパワー?磁力?みたいなものがあれば、攻略対象全員を愛でることが出来る…ということを身をもって体感した。
そして、「戦場の円舞曲」。
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2014/11/20
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魔剣を手にした少女が軍事学校に身を置き、仲間達と過ごすなかで自分の居場所を見つけていく、魔法と恋がきらめく西洋ファンタジーの乙女ゲームだ。
攻略対象のなかに、ニケという少年がいるのだが、
(少年キャラかあ…興味ないなあ)
第一印象は、少女と見紛うような、気弱そうな非力そうな儚げな美少年といった感じで、個人的には「恋愛対象外」だった。
だが、ゲームを進めると、まさかまさかの展開に、一気に印象がひっくりかえる。
ガラハッドの時と同じ!!
な、何これ…
あかん、止まらない、
この、胸の、高鳴り…!(トゥンク)
あかん。
おちた。(ストン)
あの圧倒的な萌えは「いつもの好みのタイプ」を遥かに凌駕するのだ…!
にしても。
乙女ゲームを愛するものとしては、乙女ゲームを製作する会社が少ないのは非常ーに寂しい。。
てか、Vita生産終了て。2年前に2代目を買ったばかりなんですけど?
Switch、欲しいなあ…。
※追記(2019/6/2)
文中で 、倒産したクインロゼの作品「アラビアンズ・ロスト」について触れたけれども、なななんと、オトメイトの元で、クインロゼがrebornするらしい!!!
アリスシリーズの続編を出すとか!!
ほんまかいな!!!
あのクセの強さはそのままなのか、オトメイトの検閲(笑)を受けるのか…?!
オープニングムービー、いつもダサかったけど、オトメイトの手を入れられて、洗練されるのか?
あの字体のクセも無くなるのか?
色々気になる…!