紺碧の空の続き

漫画やゲームや中国ドラマや音楽等々、自由に書き散らかしたブログです。

乙女ゲームにおける、私の推しキャラの傾向と変遷②

(①の続き)

アンジェリーク」「ときメモGS」の後も、色んな乙女ゲームをプレイした。

「アルバレアの乙女」、「学園祭の王子様」、「遥かなる時空の中で」、「アムネシア」、「幕末恋華新撰組」、「バックラッシュ」、「魔法使いとご主人様」、「うたの☆プリンスさま」「猛獣使いと王子様」…その他にもたくさん。


そして私は知った。体感した。
「箱推し」(作品全体を愛する)というものを。



今は亡きクインロゼ製作の「アラビアンズ・ロスト」。

アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~

アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~

攻略対象が全員悪人という、王道の乙女ゲームの設定からは外れた、毛色の変わった作品だ。

オープニング~初盤にかけて、かなり説明は長く、戦闘が面倒だったりと、まあ、色々とクセが強い作品ではあるものの、一旦物語に入り込むと、かなり面白い!ハマる!
んで、攻略対象全員がいとおしい!なんやこれ!
悪人なんだけど、それぞれ人間くさくて、ちょっとした言動に可愛さがある!

例えば、無敵のギャンブラーの金髪青年・ロベルト。
意外にも恋愛小説好きだったり、好きな子に対しては恋愛偏差値低かったり、モジモジしてたりするのが最&高。

あと、恋愛エンディングも何パターンかあって、逃げたヒロインを追っかけてきたり、執着心を露にするところが堪らない。
愛の告白受けて、OKして、ふたり幸せに暮らしました…という予定調和な恋愛エンディングだけではないところが魅力的。

このゲームをプレイした当初は、
(私好みの、堅物かチャラ男系キャラはいないのかな…)
と探り探りだったが、まさかの攻略対象全員、いやヒロインも含めてまるっと好きになるとは!
箱推しを実感した初めてのゲームと言える。。




そして、「プリンセス・アーサー」。

アーサー王伝説をモチーフに、乙女ゲームへと大胆アレンジしているゲーム。
ゲームを起動してオープニングを初めて見たとき、まるで、映画の予告映像を見ているかのようなドラマチック具合に感動。
音楽と歌詞と映像がピッタリ合っていて、もう何回もリピート視聴しまくり。
もう、オープニングから引き込まれるし、面白いの確定やん!

ただ、攻略対象の外見やキャラ紹介をパッと見したときに、明らかに、明るいワンコなランディ系統と思われるキャラ(=ガウェイン)や、髭男(=トリスタン)に対しては
(このキャラは無いな…)
と思っていた。←失礼

だが、違った。

なんやこれ…

なんや…これ…。


も…

も…


萌えーーーーーー!!!!(絶叫)


てか、攻略対象全員、萌えーーーーーー!!!



ガウェインもトリスタンも、恋心が降り積もっていくエピソードのひとつひとつが、もう…!


床に何回転がればええんや!っちゅうくらい、萌えエピソードてんこもり!
攻略対象それぞれ、あー、もう…!!( =^ω^)てなる。

これが箱推しか…。

少年キャラは好みではなかった筈なのに。

ガラハッドも可愛カッコいい。
マーリンへたれ可愛い。

最後のおまけの短い小説まで萌えがちりばめられえいる…!!

あー、楽しい。萌える。

心からそう思えるゲーム。


そんな素敵な作品なのに、何故、Vita移植しなかったんだろう…。何故だ…。何故なんだ…。
PSPのシャーシャー音がしない、綺麗な画質でプレイしたいよー。

オトメイト様、頼みます…い、移植…移植please…!!



話が逸れてしまった。

とにもかくにも、基本的な推しの好みの傾向はあれども、作品にそれを上回るパワー?磁力?みたいなものがあれば、攻略対象全員を愛でることが出来る…ということを身をもって体感した。


そして、「戦場の円舞曲」。

魔剣を手にした少女が軍事学校に身を置き、仲間達と過ごすなかで自分の居場所を見つけていく、魔法と恋がきらめく西洋ファンタジー乙女ゲームだ。

攻略対象のなかに、ニケという少年がいるのだが、

(少年キャラかあ…興味ないなあ)

第一印象は、少女と見紛うような、気弱そうな非力そうな儚げな美少年といった感じで、個人的には「恋愛対象外」だった。

だが、ゲームを進めると、まさかまさかの展開に、一気に印象がひっくりかえる。
ガラハッドの時と同じ!!

な、何これ…

あかん、止まらない、


この、胸の、高鳴り…!(トゥンク)



あかん。


おちた。(ストン)



あの圧倒的な萌えは「いつもの好みのタイプ」を遥かに凌駕するのだ…!





にしても。
乙女ゲームを愛するものとしては、乙女ゲームを製作する会社が少ないのは非常ーに寂しい。。
てか、Vita生産終了て。2年前に2代目を買ったばかりなんですけど?


Switch、欲しいなあ…。


※追記(2019/6/2)
文中で 、倒産したクインロゼの作品「アラビアンズ・ロスト」について触れたけれども、なななんと、オトメイトの元で、クインロゼがrebornするらしい!!!
アリスシリーズの続編を出すとか!!
ほんまかいな!!!
あのクセの強さはそのままなのか、オトメイトの検閲(笑)を受けるのか…?!
オープニングムービー、いつもダサかったけど、オトメイトの手を入れられて、洗練されるのか?
あの字体のクセも無くなるのか?
色々気になる…!